WindowsXP上でOutlookExpressを長年愛用されていたお客様からのご依頼でOFFICE365のoutlookへの移行作業を行いました。
既に他社のサービスを依頼して表面上移行を終えた状態でしたが、一部のメールの送信者名が“????????”となってしまっていて頼んだ業者に修正を依頼してもそれ以上の対応は出来ないと言われて当社へセカンドオピニオンとしてご依頼されてきました。
その業者はdbxファイルをコンバータツールを使ってpstファイルに変換したそうです。
当社は同じ轍を踏まないようにマイクロソフトの製品上でエクスポート・インポートを実施しました。
以下はその作業の流れです。
1、PC上でVMwareplayerを用いてWindowwsXP環境を再現
2、そのXPにOutlook2007をインストール
3、仮想環境上のXP内のOutlookExpressにお客様の本番環境にあったdbxファイルをインポート
4、仮想環境上のXP内のOutlookのインポート機能でOutlookExpressからOutlookにメール移動
5、仮想環境上のXP内に生成されたpstファイルを本番環境のOfiice365に格納。
以上です。
OutlookExpress内にあったメールデータは全部で16GBありましたのでデータ移動に時間がかかりましたが、さすがはマイクロソフト製品同士の変換。全てのメールが文字化けせずに完全に再現できました。
業務上使い慣れた環境を手放せず気付けば新しいシステムへの移行も難しいという状態でお困りの方でも仮想環境技術を応用すればこのような成功結果を得られます。
似たような状態でお困りの方はお気軽にジャパンエイドPC救急隊にお電話ください。