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オンライン翻訳ツール Google対Microsoft – 2019年春場所の巻

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以前のブログでご紹介した通りプラネットワークスは海外関係のお仕事も多数手掛けていますが、その関係で翻訳ツールを活用しています。

ツールとしてはGoogle Translate (翻訳)が世間の評判が高く、お世話になっている人が多いのではないでしょうか?一方、知名度では劣りますがMicrosoft TranslateもWEB上でほぼ同様のインターフェースで翻訳機能を提供しており、また、そのエンジンをOfficeで利用できます。特にWordから利用するとWordファイルであればファィル全体を翻訳する機能があり(Wordのバージョンにより機能は異なる)、元のWord文書の書式が翻訳後にも保持される大きな特徴があります。

マイクロソフトによると同社の翻訳エンジンは昨年よりニューラルネットワークを使っており使えば使うほど精度が上がる、とのことです。実感として半年前よりかなり改善された印象があります。一方WikipediaによればGoogle Translateもニューラルネットワークを使っているとのことですので、テクノロジーとしてはざっくり言って同等ということになります。

さて、肝心の翻訳レベルについて英語→日本語のいくつかの例で確認してみました。(G)はGoogle、(M)はMicrosoftの各Translateです。Microsoft TranslateはWord for Office365(注)の校閲>翻訳>翻訳ツールから呼び出していますので、結果に一部Wordの機能による部分も含まれています。全て2019年3月上旬の結果ですので、今後、この通りの結果とならない可能性があります。2019年春場所の成績とお考え下さい。

(注)Microsoft Word for Office 365 MSO(16.0.11231.20164) 32ビット

マニュアルの文章
英文 Safety Instructions
Read these instructions carefully. Keep this document for future reference. Follow all warnings and instructions marked on the product.
(G) 安全についての案内
これらの手順を注意深くお読みください。このドキュメントは今後の参考のために保管してください。製品に記されているすべての警告と指示に従ってください。
(M) 安全上の注意
これらの指示を注意深く読んでください。 今後の参照用にこの文書を保管してください。製品に記載されているすべての警告および指示に従ってください。
評価 全般的にMicrosoftの方が読みやすい。また翻訳語のタイトル書式には書式を保つWord翻訳の利点が出ています。判定:(M)の勝ち

 

ニュースの文章(New York Timesから)
英文 President Trump’s former campaign chairman has been sentenced to less than four years in prison for financial fraud. He will be sentenced in a second case next week.
(G) トランプ大統領の元選挙運動委員長は、金銭詐欺で懲役4年以内の刑を宣告された。 彼は来週、二度目の判決を言い渡される。
(M) トランプ大統領の元キャンペーン議長は、金融詐欺のための刑務所で4年未満の判決を受けています。彼は来週の2番目の事件で判決を受けるだろう。
評価 Microsoftが「キャンペーン議長」としているところをGoogleは理解しやすい「選挙運動委員長」という訳語を当てており、それ以外の部分もこなれています。Microsoftはニュースが苦手?なお、campaign chairmanは日本のマスコミでは「選対本部長」と訳されているようです。判定:(G)の圧勝

 

契約書の文章(秘密保持契約の一部)
英文 Individual will keep in confidence and trust, and will not use or disclose to anyone, any Confidential Information to anyone outside of Company without the prior written consent of an authorized Company representative, except as may be necessary in the ordinary course of performing services for Company, and then only within the authority granted by Company and for the purpose stated herein.
(G) 会社の通常の業務遂行の際に必要とされる場合を除き、許可された会社の代表者の書面による事前の同意なしに、個人は機密を保持し、機密情報を外部に使用または開示しません。 それから会社によって与えられた権限の範囲内で、ここに述べられた目的のためにのみ。
(M) お客様は、通常の業務において必要とされる場合を除き、会社の代表者の書面による事前の同意を得ることなく、社外の誰に対しても、信頼と信頼を保ち、一切の機密情報を使用または開示することはありません。会社のためのサービスの実行のコース, そして、唯一の会社によって付与された権限の範囲内で、ここで述べた目的のために。
評価 Google、Microsoftとも苦しんでいますが、どちらもギリギリ何とか意味は通るレベルまで健闘しています。判定:(G)やや優勢も引き分け

ちなみに上記の契約書の文章のマニュアル翻訳例は次の通り。

当事者は信義を保ち、通常業務で必要とされる場合を除き会社の正式代理人の事前の書面による同意なしに、社外の誰に対しても一切の機密情報を使用または開示することはありません。会社によるサービスの実行にあたり、会社によって付与された権限の範囲に限り、ここで述べた目的のためにのみ使用します。

結論としては、

・短い文章の翻訳では依然Google翻訳がやや上のようです。

・ブラウザー上での利用の場合、時間的余裕があれば両者の結果を比較するのがおすすめです。

・急いで長文の英文マニュアルを粗翻訳する場合はWord(=(M))の一択となります。

皆様のお仕事の参考として下さい。

さて、Wordを含むOfficeは時として障害が発生し、再インストールが必要なことがあるようです。MS Officeでお困りの場合、プラネットワークスまでご相談下さい。

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