ジャパンエイド救急隊活動ブログ

Linuxサーバ再構築案件

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先週金曜日から月曜日朝にかけて、Linuxサーバの再構築作業を行いました。
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環境情報
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<お客様>
某会員サイト運営会社

<環境(ハード)>
IBM @サーバ、IDE単体ディスクx1、CD-ROM

<環境(ネットワーク>
Yamaha ルータ(FTTH)
NIC(eth0):グローバルIP
NIC(eth1):ローカルIP
クライアント5台

<環境(ソフト)>
RedHat Linux 7.2
Apach Webサーバ
IPOP3メールサーバ

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障害
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ディスク不良にて起動後1時間でシステムフリーズ。
訪問時には既にディスク読み取り不良にて起動不可。

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原因
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ハードディスクのアームの動作不良

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対処(1) ディスク修復検討
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ハードディスク修復会社に見積もり依頼。
上記障害のため、高額かつ期間がかかるということで、断念。
お客様にはシステム再構築が一番早い解決と伝えた。
対応要員未定。

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対処(2) サーバ再構築
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土曜日にお客様から連絡あり。システム構築できる人がいないので、何とかやってくれないかとのこと。OSインストールぐらいまでは何とか実行すると伝えた。

以下対処
[前提]残存情報
・WebサイトのHTML、CGI
・/etc ディレクトリ配下の設定情報(一部)
・ドメイン名、ユーザー名

<7/29(土)> 16:30~19:30
・RedHat Linux7.2のインストール。セットアップオプション不明のため、
 残存情報の調査(1H)
・OSインストール
=>起動できる状態までになった。

<7/30(日)> 9:30~12:30
・サーバ構築のため、Webminユーティリティーのセットアップ。
・Webサーバの設定実行(/etcの残存情報を元に)
・SSHアクセス設定
・FTPアクセス設定
=>サーバ内でのWebテストページ表示を確認

<7/30(日)> 22:00~ <7/31(月)>9:30
・サーバHTMLアップロード
・インターネット側NICの設定。
=>外部からのWEBアクセス可能に。
・ローカル側NICの設定。

・ホームネットワーク構成設定【かなり困難でした】
 ローカルNIC(eth0)とインターネット側NIC(eth1)との間の
 IPマスカレードの設定を実施。ipchainsのファイアーウォール
 設定をする(もともとFirewallに何を利用してたかも不明でした)
 =>クライアントから、サーバ経由でインターネットアクセスできることを確認
・DNSサーバ構築
 登録情報がわからないので、担当者に聞きまくり。
 =>ドメイン名、メールサーバ名登録完了。

・メールサーバ構築 6:00
 sendmaiの設定実施。/etcの残存情報を利用。
 =>サーバ内でのローカルメール送受信確認。
 =>クライアントPCからのメール送信確認。
 =>[NG]クライアントでのメール受信にどうしても失敗
   POP3の110番ポートへのアクセス不可。
 (この間ネットで数時間調査)

 =>仮対処として、Webmin上でのWebメールを利用するようにお願い。

 =>とりあえず利用者サービスの全復旧を確認 9:00

<8/1(火)> 13:00~17:30
 以前設定をしてもらった担当者にPOP3の解決を依頼したが、不成功。
 再度訪問。

・/etc/xinetd.d以下のipop3dデーモンでpop3サーバが動作しているはずが、
 ipop3dの実行ファイルが指定されたパスにないことが判明。
 =>aptをインストールし、ipop3dプログラムをネットから取得することを試みる。
 =>ipop3dというプログラムは存在しないことがわかる。
 =>POP3は、imap2000というプログラムに含まれることがわかる。
 =>ネットでそのプログラムをダウンロード

 =>POP3の110番ポートにアクセスできることを確認
 =>クライアント上でメールの受信ができることを確認

 ★サーバ上でローカルドメインのメールを送受信するには、sendmail単体でOK。
   リモートからのメール受信のためにはPOP3の動作が必要。

=>全サービス復旧を確認。

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感想
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定期的なシステムバックアップ、日毎のデータバックアップは必要ですね。
以前所属していたシステムに詳しい人が構築したサーバらしいですが、いなくなった時のことを考えて、保守体制を整えていませんでした。
個人のスキルに依存していろいろとやってしまうことは、結果としては大きな損失を招きます。仕事としてでなく、趣味や個人的興味の延長でやってしまうことは怖いことだと思いました。
会社の役員さんにも、システムへの依存度が高く、維持メンテナンスにはそれなりの費用がかかるということを啓蒙する必要があるということを痛感しました。

☆パソコン修理、システムの修復はジャパンエイドPC救急隊☆

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